ワシントン・タイムズ・ジャパン

辛亥革命110年と中華民国(台湾)国慶節

浅野 和生

国際社会に「台湾」を強調 「中華人民共和国」とは別の国

平成国際大学教授 浅野 和生

 今から110年前、1911年10月10日の武昌蜂起をきっかけとして、12年1月1日、孫文を初代臨時大総統とする中華民国が成立した。それから1カ月余で清朝皇帝溥儀が退位して清国は滅亡した。いわゆる辛亥革命である。

異民族を隷属さす中国

 中国の習近平国家主席は10月9日、北京で「辛亥革命110周年記念大会」を開いて「重要演説」を行った。習主席はその中で、孫文が辛亥革命で成立させた「中華民国」の後継者は「中華人民共和国」であるとし、正統性を主張した。さらに台湾問題について「祖国を完全統一する歴史的任務は必ず実現しなければならず、必ず実現できる」「台湾独立勢力は統一の最大の障害だ。祖国に背き国家を分裂させる者は、必ず人民に唾棄され歴史の審判を受ける」と、台湾の蔡英文政権を敵視するとともに、台湾併呑(へいどん)への強い意欲を示した。


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