ワシントン・タイムズ・ジャパン

西洋化にのみ込まれない日本

久保田 信之

個人主義を批判した漱石 英で合理主義の非人間性知る

NPO法人修学院院長 久保田 信之

 NHKの大河ドラマ「青天を衝け」は、現在の日本の原点とも言える「大きな社会変革」を題材にしています。単に「渋沢栄一」の言動にのみ興味・関心を絞らないで、社会変動激しい明治初期に「権力を私物化」せず(全くなかったわけではないが)「国民全てが参画し運営していくのだ」と考える「国民国家」意識が浸透した背景を深く認識してほしいのです。

 もう一つは、「西洋近代思想」。厳密に言えば「科学的合理主義と自律的個人主義」の侵入です。この点は、現代に至っても日本人の心を脆弱(ぜいじゃく)にしている問題です。「大きな悩み」として明治の先人と共有していきたいものです。

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