ワシントン・タイムズ・ジャパン

高まるランサムウエアの脅威

日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子

蔓延の背景に暗号通貨 政府と民間が連携して対策を

日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子

 ハッカーが機密情報ファイルを盗み出し、暗号化し、攻撃したデータを復元する代わりに身代金を要求する、ランサムウエア攻撃が世界規模で急増している。最近では、ハッカーが相手のデータを流出させ、それを脅迫手段とし、二重に恐喝を行う事例も増えている。暗号化は復元が可能であるため、被害者側が譲歩、つまり身代金を払う特別な動機付けになる。

 ランサムウエアはサイバー犯罪の成功ビジネスモデルとなっている。警視庁によると我が国では今年前半の被害が既に去年の3倍の61件に上り、身代金の支払いは全体の4割が1000万円以上に上っている。

国家お抱えの犯罪集団


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