«
»

加盟50年の中国が物語る国連の幻想

浅野 和生

経済発展も民主化進まず 強大な軍事力を抱える怪物に

平成国際大学教授 浅野 和生

 1945年10月24日、アメリカ、イギリス、フランス、ソ連と中華民国を安全保障理事会の常任理事国として、原加盟国51カ国をもって国際連合が発足した。これ以後、最初の25年間の「中国」は蒋介石の中華民国であったが、71年10月25日を境に、毛沢東の中華人民共和国がとって代わった。以来今日までにちょうど50年が経過した。

結成目的に適わぬ国情

 さて、49年10月1日、天安門広場で毛沢東が建国を宣言して以来、中華人民共和国は国連加盟を20回試みたが果たせず、21回目の挑戦でようやく加盟を実現した。その22年の間に、中国は68カ国から国家承認を受けていた。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。