ワシントン・タイムズ・ジャパン
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東京五輪が顕在化させた課題

沖縄大学教授 宮城 能彦

新しい目標見出せぬ日本 「多様性」ある社会を目指そう

沖縄大学教授 宮城 能彦

オリンピック・パラリンピックが終わった。

 私は、結果的に実施してよかったと思う。おそらく今回の開催地が東京でなければオリンピックは中止になったであろう。多くのアスリートたちが東京開催に感謝の言葉を発していたのも印象的であった。

冗長な開会式に違和感

 しかし、同時に、オリンピックは日本の課題を顕在化させてしまった。いや「してくれた」と表現すべきかもしれない。特にあの冗長な開会式がそうであった。

 開会式については、多くの人が論じているので、ここでは細かく論じないが、そこで分かったことは、要するに「新しい目標を見出(みいだ)せない」ことだと私は思う。前回のオリンピックの頃の「高度経済成長」が再来することを願う気持ちが、いまだ日本人の中に残っているのだろう。


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