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「帝国の墓場」アフガニスタン

茅原 郁生

中国が収拾に汗を流す番 報復阻止と国際テロの抑制を

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 新冷戦といわれる時代の米中角逐は、バイデン米大統領により、同盟国を巻き込んだ対立の構造となってきた。現に中国もワクチン外交を展開しながら、ロシア軍との共同演習など接近を強め、8月には初の西部国境付近で中露共同訓練を大規模に実施していた。

 そのような折から、米軍のアフガニスタンからの撤退を機に、イスラム主義組織タリバンが約10日でアフガン全土を席巻し、政権樹立を宣言した。8月末にバイデン大統領は宣告通りに米軍撤退を断行したが、今後アフガン情勢はどう推移するのか、同地を根城とする国際テロは誰が抑制するのか、国際社会や大国の対応が注目される。

問題を残した米軍撤収


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