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ハザードマップの有効活用を

濱口 和久

あくまで避難の目安に 想定超える被害起こる可能性

拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久

 ここ数年繰り返し起きている洪水や土砂災害。先月3日に起きた静岡県熱海市での土砂災害(土石流災害)の行方不明者の捜索が現在も続くなかで、8月11日から日本列島を襲った大雨は、各地で観測史上最高の雨量を記録し、甚大な被害を出している。

 台風の接近前や大雨が降ることが予想されるとき、気象庁の予報官が「50年に1度のこれまでに経験したことのない大雨が降る恐れがあります。生命(いのち)を守る行動を取ってください」という発言をすることが増えているが、「50年に1度のこれまでに経験したことのない大雨」ということは、人間が生きている間に経験するかしないかの大雨のはずだが、毎年のように日本列島のどこかで生命の危険を感じる大雨が降っている。

忘れる前に起こる天災


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