ワシントン・タイムズ・ジャパン
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南太平洋島嶼国の水没対策支援を

浅野 和生

津波対策の技術持つ日本 中国に代わるプレゼンス示せ

平成国際大学教授 浅野 和生

 太平洋・島サミットは、1997年に第1回会議が「日・南太平洋フォーラム首脳会議」として実施されてから3年に1回開催され、去る7月2日が第9回会議となった。この会議は、南太平洋の地域内すべての国家が加盟する太平洋フォーラム諸国の首脳を、域外国である日本が招いて開催するやや異例な会議体である。

 今日、国際政治の重心が北大西洋からインド太平洋地域へと移りつつあるが、この首脳会議を20年前から継続してきたことは、日本外交上、数少ない戦略外交の成功事例と言えよう。

 コロナ禍のためテレビ会議となり、いささか迫力に欠けるものとなったが、菅総理とナタノ・ツバル首相の共同議長の下、今回も日本、島嶼(とうしょ)14カ国、豪州、ニュージーランドに加えて、ニューカレドニアおよび仏領ポリネシアの2地域を含む19カ国・地域の首脳等が参加した。

戦略的要地のキリバス


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