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東日本大震災・トモダチ作戦から10年

ロバート・D・エルドリッヂ

「想定外」は無責任の極み あらゆるシナリオ考え備えを

エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ

 東日本大震災は昨日の出来事のようだ。10年前の当時、筆者は、米軍の救援活動である「トモダチ作戦」に携わり、大変光栄に思っている。その後、今日に至るまで被災地と深い絆を持ち続けており、先日は15回目の訪問を終えたところだ。

 東北への出張や旅は、復興過程への貢献とその悲劇の教訓を風化させないようにするためである。今後、被害者にならないことだけでなく、近くあるいは遠くにいて困っている人を、より有効に助けるために、震災への備えや対応を学ぶことがとても大切である。

 しかし、時間が経(た)ち、被災地の復興が進めば進むほど緊張感が薄くなり、必要なことを忘れてしまう。これは一般国民のみならず、政治家や行政にも同じことが言える。

懸念される四つの災難


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