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茶番劇だったトランプ弾劾裁判

ロバート・D・エルドリッヂ

後回しにされた経済対策 逆に存在感を強めた前大統領

エルドリッヂ研究所代表、政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ

 米連邦議会上院は2月13日、大統領選挙の結果認定中の1月6日に起きた連邦議会議事堂への襲撃事件を扇動したとして下院に弾劾訴追された前大統領ドナルド・トランプへの弾劾裁判で、圧倒的な数で無罪評決を下した。100人の上院議員の3分の2以上となる67票が必要だったが、7人の共和党員が支持したものの57票しか得られなかった。

 これは茶番劇そのものであり、しかも有罪評決に至らなかった2回目の弾劾訴追だったため、民主党は裁判運営能力や政治戦略のなさで嘲笑(ちょうしょう)されている。

 これだけではない。コロナ禍で苦しんでいた国民の経済状況が一層悪化している中で、振興策や補助金の審議をせず、弾劾を強行したことは大きな批判を招いている。

やり直し選で買収疑惑


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