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ミサイル対処方策の決定に思う

杉山 蕃

一層のイージス艦増艦を 陸自のデジタル化推進も必須

元統幕議長 杉山 蕃

 政府は12月18日、6月に断念した陸上配備型迎撃システム「イージスアショア」に代わる代替方策について閣議決定し公表した。6月以降数次にわたる国家安全保障会議(NSC)を経て決定されたもので、周辺国の弾道弾開発に対応する方策が決まった。実に結構なことと考えているが、種々の課題を抱えており、今後の在り方を考えてみたい。

抑止力強化の検討継続

 閣議決定の内容は、大要4点に絞られる。イージスアショアに代わるミサイル迎撃システムとして新型イージス艦2隻を建造する。陸自12式地対艦ミサイルの射程を延長、スタンドオフ性を高くし、海空の対艦ミサイルにも適応する。敵基地攻撃能力には触れず遠距離からの対艦攻撃能力とした。抑止力の強化について引き続き政府において検討するという4点である。


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