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尖閣領有の既成事実化図る中国

ペマ・ギャルポ

王毅外相発言は主権冒涜 国益守る意志見えぬ政財官界

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ ギャルポ

 11月に中国絡みで二つの国際的論争があった。一つは中国が一方的に「キムチは中国が元祖である」と主張し、国際標準にしようとする中国ならではの傲慢な姿勢が表れたこと。もう一つは中国の王毅国務委員兼外相の「尖閣諸島はわが国のものである」という暴言である。

 韓国は一斉にメディアとネットで猛烈に反発し、結果的に中国側の誤報であったという形で撤回に追い込んだ。韓国の民衆とメディアが祖国の面子(めんつ)に懸けて、中国による韓国の文化を奪おうとする行為に対して堂々と反論し、大国中国の面子を丸ごと潰(つぶ)した形となった。韓国国民の愛国心と正義が、中国の文化的覇権主義に対して良い教訓を与えたと感じられ、私は韓国に対し尊敬の念を抱いた。

度量問われる茂木外相


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