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日本海海戦を称賛した国々

太田 正利

大陸国の大洋進出阻む

評論家 太田 正利

 先月桑港(サンフランシスコ)条約に言及したが、今回は明治時代に帰りたい。西欧勢力に脅かされながらも、わが国は年来蓄積されてきた叡智によりこれを克服し、徳川の封建社会から世界に向けて明治の時代を切り開いた。しかしながら、華夷秩序から離脱せず旧態依然たる朝鮮半島をめぐって起こった明治27~28年の日清戦争の勝利の結果には、「朝鮮が完全な独立国たることの確認」、「遼東半島、台湾、澎湖島の割譲」等々があった(ただ、遼東半島については、露仏独による「三国干渉」の結果、日本が苦杯を舐めたのは有名で、日本は「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)―越王勾践(こうせん)の故事による―」を心に誓い、日露戦勝の後、遼東半島の一部は日本の租借地として日本が統治することとなった)。


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