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中国海軍増強と我が国の対応

杉山 蕃

海上動態監視網の強化を 長距離対艦誘導弾の開発急務

元統幕議長 杉山 蕃

 9月1日、米国防総省は、「中国の軍事および安全保障の進展に関する報告書」を発表した。数々の興味ある内容であるが、今回は中国海軍の増強についてコメントしたい。

艦艇数で米海軍を凌駕

 本報告書の中で、米国は中国海軍が戦闘艦艇350隻を保有する世界最大の海軍となり、293隻にとどまっている米海軍を凌駕(りょうが)しているとしている。内容的には空母を中核とする外洋での海上航空打撃力を重視する米海軍は、個艦当たりのトン数が大きく、総量では中国海軍に勝る。他方、中国は、巡洋艦、駆逐艦、強襲揚陸艦といった中型艦が多いが、搭載火力は得意の長距離誘導弾を中核に、対艦能力に優れているといわれる。


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