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社会を分断する新型コロナ

宮城 能彦

「自粛」か「ただの風邪」か なし崩し的に「普通の生活」に

沖縄大学教授 宮城 能彦

 新型コロナはますます猛威を振るい社会を分断している。

 「このままではアメリカのように多くの死者が出るのも時間の問題」という「専門家」もいれば、「そのまま収束する」という「専門家」もいる。「新型コロナ」がいかに恐ろしいウィルスであるかと連日報じていたテレビも、次第に異なる「専門家」の意見も紹介するようになった。

 街中でマスクをしない人が顰蹙(ひんしゅく)を買う一方で、SNS(インターネット交流サイト)では、「コロナはただの風邪」とか「マスクの効果はない」とする書き込みも目立つようになってきた。「コロナは怖い」と「怖くない」がお互いに罵(ののし)り合っているのだ。

変わらぬ人々の考え方

 まだまだ暑い沖縄でも、街を歩く人のほぼ全員がマスク姿。その一方で、ランチビュッフェに行ってみると、中高年の女性のグループが大きな声で談笑している。


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