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ポンペオ米国務長官声明の意味

東洋学園大学教授 櫻田 淳

米中確執、新たな次元に 問われる日本の「多国間協力」

東洋学園大学教授 櫻田 淳

 米中確執は、新たなフェーズに入った。「ロイター通信」記事(7月14日配信)が伝えたところに拠れば、7月13日、マイク・ポンペオ(米国国務長官)は、声明を発し、「われわれは、南シナ海の大部分における海底資源に対する中国の主張が、その支配を目的とする嫌がらせ行為と同様に完全に違法であることを明確にする」と述べた。

 そして、ポンペオは、「国際社会は南シナ海における中国の領有権主張を認めない」と強調した上で、「米国は東南アジアの同盟国が、国際法の下で定められた権利と義務に基づき、海底資源に対する主権を守ることを支持する」と語った。

「領域」にまで批判拡大

 米国は従来、南シナ海や東シナ海での領域紛争に際して局外中立の姿勢を採ってきたけれども、ポンペオは、その姿勢を転換させたのである。


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