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無味乾燥な歴史観からの転換

名寄市立大学教授 加藤 隆氏

大切な人間へのまなざし 血の通った物語として自覚を

名寄市立大学教授 加藤 隆

 ロナルド・レーガンは大統領就任演説で次のような言葉を残している。「私の正面には記念碑的人物、即(すなわ)ち建国の父ジョージ・ワシントンの記念塔がある。仕方なしに高位に就いた、謙虚な人物である。彼は米国を、革命の勝利から初期国家へと導いた。

 向こうには、トーマス・ジェファーソンの記念館がある。彼の雄弁によって、独立宣言は輝きを増した。アーリントン国立墓地のなだらかな丘には、十字架やダビデの星が刻まれた簡素な白い墓標が並ぶ。これらは、我が国の自由のために払われた代償の、ほんの一部にすぎない」。1981年1月20日のことである。

出来事の羅列にあらず


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