«
»

台湾の新型コロナ対策に学べ

浅野 和生

いち早く人的往来を断絶 冷静な判断力と決断・実行力

平成国際大学教授 浅野 和生

 4月も最後になって、東京都の新型コロナウイルスによる新たな感染者数が、2桁となり、5月第2週に7日連続で2桁となったことは朗報であった。日本人のすべてが、毎日、都道府県別の感染者数を見て、一喜一憂している。しかし台湾では、4月13日以後、国内感染者は一人もいない。小学校から大学まで、普通に授業を行っている。

 台湾では「武漢肺炎」と呼ばれる新型コロナウイルスで、日本初の感染者が確認されたのは1月16日、武漢訪問歴のある男性だった。台湾で最初の感染者は、武漢で働いていた55歳の女性、台湾へ帰国後の21日に陽性と判明した。その後、2月6日までの感染者数は台湾が16人で日本は25人、そのうち台湾の14人、日本の21人が中国への渡航歴がある事例だった。この時点で、大きな差はなかった。

帰国者などの隔離徹底


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。