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鈴木貫太郎に学ぶ首相の重責

濱口 和久

昭和天皇から厚い信頼 大東亜戦争幕引きの立役者

拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久

 阪神・淡路大震災の時の村山富市首相、東日本大震災の時の菅直人首相、今回の武漢ウイルス対応に追われる安倍晋三首相。リーダーは常に孤独であり重要な決断を迫られる立場にある。そして、歴代の首相の中でも、大東亜戦争を終戦に導いた鈴木貫太郎の重圧は並大抵ではなかっただろう。本稿では鈴木貫太郎を紹介し、首相の重責について考えてみたい。

称賛された武士道精神

 鈴木貫太郎は昭和史の中で歴史に残る出来事に2度もかかわった数少ない人物の一人である。一つは昭和11(1936)年に起きた二・二六事件であり、もう一つは冒頭に触れた昭和20年8月の終戦である。


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