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コロナ禍の国際政治への影響

茅原 郁生

米の対中抑止力が低下も 中国、海軍演習行い挑発的行動

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 中国武漢市を発症源とする新型コロナウイルスによる肺炎(コロナ禍)は、今日100カ国以上に伝播(でんぱ)が拡大し、感染者180万人、死者11万人を超えており、人類はワクチン開発など国境を越えて人類の生存を懸けた戦いが求められている。

 にもかかわらず、現実の国際政治ではなお冷戦的な厳しいいがみ合いが続いている。米国はこの疫病を「武漢ウイルス」と呼び(トランプ大統領は「中国ウイルス」と呼称)、これに中国が反発するなど形を変えた覇権争いは続いている。実際、コロナ禍は米大統領選挙など関係国の国内政治に影響を与えるのみならず、世界経済にも多大なダメージを与え、さらに国際政治でも安全保障分野にまで波及している。

模範にならぬ中国の手法


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