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冷静要す露のクリミア併合

中澤 孝之

ウクライナ騒乱の帰結

日本対外文化協会理事 中澤 孝之

 昨年11月以来、混迷を続けたウクライナ情勢は3月18日、独立宣言後のクリミア自治共和国のロシアへの編入条約調印のあと、4月に入ってドネツク、ハリコフ、ルガンスクなど同国東部諸州での親ロシア勢力による共和国宣言といった事態に発展した。ウクライナは東部地域も失い東西に分裂するのか。今後どのように推移するかは予断を許さない。

 クリミアはロシア連邦の22番目の共和国になった。ロシアはグルジア戦争後、南オセチアとアブハジアの独立を認めたが、連邦編入申請があったにもかかわらず、領土拡張にこだわることなく、自国領土に編入しなかった。今回、ソ連解体後初めてロシアは他国領の一部を併合したのである。また、新クリミア共和国とセバストポリ市を統括する9番目のクリミア連邦管区が創設された。


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