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新型コロナと中国のプロパガンダ

新田 容子

感染症の流行制御と宣伝 “世界の大国”印象付け狙う

日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子

 中国は、世界に先駆けて新型コロナウイルスに取り組み、責任を果たす慈悲深い“世界の大国”というイメージを植え付けようとしている。これは習近平国家主席率いる中国のシステムが、西側のそれよりも効果的であることを見せ付けたいとする野望と一致している。しかし世界がその意見を共有するかどうかは別の話だ。

 中国を慮(おもんぱか)る姿勢があからさまな世界保健機関(WHO)事務局長の辞任を求める署名活動がネット上で60万人に届きそうだ。(3月27日付「チェンジ・ドット・オルグ」)。国際社会のリーダーになる「インテグリティー」(誠実さ)が中国には欠けていることを示唆するものだ。

ロシアの偽情報に便乗


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