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退任したロシア大統領補佐官

中澤 孝之

政権支えたイデオローグ クリミア併合工作にも関与?

日本対外文化協会理事 中澤 孝之

 やや旧聞に属するが、ロシア大統領府は2月18日、プーチン大統領がウラジスラフ・スルコフ大統領補佐官を解任する大統領令に署名したと発表した。スルコフ氏は2013年9月20日から大統領補佐官を務め、プーチン体制を支えるイデオローグ(理論家)と目されていた人物。ペスコフ大統領報道官によれば、大統領とスルコフ氏との会談で自発的な退職願いが受理されたという。

政権中枢で要職を歴任

 スルコフ氏といえば、長年プーチン大統領の仲間かつ政治顧問格。プーチン政権における「灰色の枢機卿」といわれ、06年2月22日に与党「統一ロシア」の集会での演説で初めて、ロシアの国益を優先する「伝統的なロシア民主政治」を、現代ロシアに当てはめて「主権民主主義」という言葉で呼称したことで注目を浴びた。


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