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日本の特殊性を認識しよう

久保田 信之

生き続ける神代の文化 神髄は「自然と精神の一体化」

NPO法人修学院院長・アジア太平洋学会会長 久保田 信之

 他の国々の場合、「文化的繋(つな)がり」を過去に遡(さかのぼ)ってみると、大地、地域は同じであっても、異質の人間により異質の生活文化がその地域を支配していた、という事例に出合うのが常です。日本だけが、神代の文化が現在に生き続いているのです。日本の文化史は特異性を持ったものなのです。

 日本の歴史は、自然を愛し、自然を恐れた、縄文から始まっているのです。四季折々、自然の贈り物を頂く、狩猟、漁労、定着採集民がつくった縄文文化は、土器の製作に優れ、約5000万点の土偶の比類の無い独創性は世界的ですが、日本の精神史の中に組み入れられていないのです。

対立忌み嫌う主客合一


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