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捕鯨政策と水産外交の在り方

小松 正之

日本はIWCに復帰を 重要な調査捕鯨での情報収集

東京財団政策研究所上席研究員 小松 正之

 筆者は2月12日、参議院の国際経済と外交に関する調査会に参考人として呼ばれた。他に「さかなクン」と漁業ジャーナリストの片野歩氏も招致されたが、議場入り口には報道関係者が殺到していた。

 2002年5月、下関市での国際捕鯨委員会(IWC)総会開催時には、過剰な報道陣に囲まれたが、この日はさかなクンのハコフグの帽子が注目点であった。帽子着用で国会議場入場の前例がなく、このことが話題になっての報道陣の過熱ぶりであった。

 日本のマスコミとは困ったものである。政策にも外交にも興味がなく、報道することもなく、さかなクンの帽子の着用だけが注目された。

 さかなクンが、国会の場で水産政策や外交を語る見識や、漁業権について十分で適切な知識を持ち合わせているとは到底思えない。参議院が真に政策と外交ついて参考人に助言を求めるのならば、別の選択があっただろう。


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