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新型肺炎 情報統制強める中国

ペマ・ギャルポ

もっと多い実際の犠牲者 治療でも支配下の他民族差別

拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ ギャルポ

 世界中が中国発の新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)によって深刻な人命の犠牲と大規模な経済的損害を被っている。多くの国々が中国からの入国者を拒絶する策を取っているのに、我が日本は習近平国家主席への気兼ねと中国への損得から、いまだに部分的に中国からの入国を禁止するのみで、多くの感染者を出している日本からの入国を拒否する国も出始めている。

 中国本土においては政府の対応に対して命懸けで抗議する学者や人権運動家が目立ち、当局が彼らを逮捕監禁しているさまを、外国では民主主義つまりデモクラシーに対し、中国のコントロラシーつまり統制主義と皮肉交じりに表現している。しかし残念ながら日本では大きな国益よりも野党による与党の個人の問題に対する質問に時間を費やし、スタンドプレーに終始し、国民の生活や国家の包括的国益をないがしろにしているありさまである。


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