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復活するロシアの領土回復主義

中澤 孝之

狙うはウクライナ東南部 父祖伝来の領土」と露大統領

日本対外文化協会理事 中澤 孝之

 ロシアのプーチン大統領は旧臘(きゅうろう)19日、恒例の内外の報道関係者を招いた大型記者会見で、ロシアの民族主義者たちが「ノボロシア(新しいロシア)」と呼んでいる地域へのウクライナの所有権に疑問を投げ掛けるとともに、ウクライナ中央部に対しても領土回復主義的な見解を示して、西側のロシア・ウオッチャーたちを驚かせた。

 プーチン大統領は2014年、クリミア併合の直後に、「ノボロシア」構想を掲げたことがある。いわゆる「ウクライナ危機」が喧伝(けんでん)されたこともあって、これは長続きしなかったが、大統領は当時、ウクライナの東南部8州から成るロシア保護領を創設しようと狙っていたと見られていた。このうち6州は黒海沿岸に位置している。

「ノボロシア」再び言及


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