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中国の新型肺炎事件に思う

茅原 郁生

中央集権が初動遅らす 共産党独裁の問題点が露呈

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 中国の武漢市で発症した新型コロナウイルスによる肺炎は、中国内では全省・自治区に蔓延(まんえん)し、わが国など近隣国・地域の外に米欧も含め20カ国を越えて感染して世界的な拡大様相を見せてきた。

 その原因や宿主が不明なまま人間から人間への感染(人人感染)もあり得るとして、全人類の危険に繋(つな)がりかねないリスクが浮上してきた。得体の知れない新病魔の拡大阻止は国境を越えた人類の生存闘争でもあり、かつて2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)時の教訓を生かした新しい病魔撲滅の共闘の成果を願うばかりである。

春節で感染拡大に拍車

 今日、新型肺炎の被害の実態は加速的に拡大中であり、中国では3日時点で死者360人超、患者は1万7000人超で、航空便の乗り入れ中止が相次ぎ、62カ国が中国人の入国の禁止すること等が報じられている。


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