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米国との関係深めるポーランド

小林 宏晨

安保上の代え難い支えに 米軍基地拡大へ努力惜しまず

日本大学名誉教授 小林 宏晨

 1989年以降、ポーランドとアメリカの間には急速に特別の関係が展開された。その中核的内容は、安全保障および防衛保障的協力とアメリカの安全保障に対するポーランドの信奉である。しかし、オバマ政権下では、アメリカの東欧に対する戦略的無関心が散見されたが、その後のトランプ政権下では、この修正が行われた。この修正はポーランドに有利に作用した。

 この修正の中身は、アメリカ、つまりトランプ政権が東欧地域にも積極的に関与し、この地域におけるロシアと中国の影響力行使の封じ込めを試みていることだ。ポーランドはアメリカの新たな戦略的路線変更を自己に有利に利用し、アメリカの支援を裏付けとして、例えば欧州連合(EU)における自己の地位向上を試みている。

対露エネ依存も是正へ


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