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酷似する英米の環境と挑戦

加瀬 みき"

虚言・暴言多い両指導者 減税や移民排除で支持を獲得

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき

 英国総選挙は保守党の大勝、労働党の大敗に終わった。これで英国は来月末には欧州連合(EU)をやっと離脱する。この結果をもたらした政治・社会的背景を見るとトランプ米大統領の勝利、トランプ大統領のアメリカと共通点が多い。

 保守党大勝に一番貢献したのはドミニク・カミングス選挙参謀と言われる。ラフないでたちで、鋭い目つきのカミングス氏は、背広姿の政治家や官僚の中でとげが出たように目立つ。同氏はジョンソン英首相誕生時点から今回の選挙戦術を立てていた。

 カミングス氏は英国のEU離脱(BREXIT)を決めた国民投票の離脱派の参謀だったが、離脱がなかなか実現しない中、同氏は離脱のためには前回選挙で過半数を割った保守党が過半数を回復し、離脱を強行するしかないとみた。

見えない将来像に不安


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