ワシントン・タイムズ・ジャパン

2020年の日本外交を展望する

遠藤 哲也"

日米同盟強め中国牽制を 対北も米韓との緊密協力必要

元日朝国交正常化交渉日本政府代表 遠藤 哲也

 2019年も相変わらず、激動の年であった。海図のない、不安定な世界であったが、日本外交は何とかやってきたというより、良くやってきたのではないか。長期政権と安倍晋三総理の積極的な外交姿勢もあって、国際社会で日本の存在感は増してきた。しかし、積み残し・先送りした問題も少なくなく、来年の世界の情勢はおそらく今年よりは一層、激動・流動化が予想されることもあり、日本外交にとって試練の年となろう。

楽観視できぬ日米関係

 今年のトランプ米大統領の「アメリカ第一主義」を旗印とする米国外交、特に大統領個人の独断専行、衝動的な言動、安全保障と経済、その他をひっくるめる取引スタイルに世界が振り回された一年となった。来年は大統領選挙の年だけに、内政指向が一層強まり、外交が強く影響を受けることが予想される。


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