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ロシア台頭後押しする米大統領

加瀬 みき

親西側ウクライナに圧力? 在シリア米軍撤退も露に恩恵

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき

 アメリカの下院情報委員会は、トランプ大統領が自己の政治利益目的で安全保障支援資金や自身との面談を交換条件に他国に圧力をかけたか、これが弾劾・罷免に相当するかを調査している。圧力をかけられた相手はウクライナであるが、ロバート・モラー特別検察官の調査同様、疑惑の核心にはロシアとトランプ大統領の関係がある。

公式政策は新政権支援

 ウクライナはユーラシアの中心に位置し、ロシア、ドイツ、ポーランドといった大国に侵攻され、東西の紛争の最前線でもあった。国の境界がしばしば変わったり、独立国家としてのウクライナが消えたりと複雑で悲惨な歴史を繰り返してきた。現在のウクライナが誕生したのはソ連邦が崩壊した1991年であるが、ウクライナ西部は西側自由民主主義体制の一部になることを望み、ウクライナ東部は親ロシアである。


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