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ユダヤのチリ征服計画

佐藤 唯行

「スペイン憎し」が背景に クロムウェルに進言も実らず

獨協大学教授 佐藤 唯行

 ピューリタン革命を指導し英国の最高権力者となったクロムウェルは、かつての敬虔(けいけん)な軍人から「最初の帝国主義者」と呼ばれるまでに変身を遂げていた。彼は「斜陽の列強」スペインが新大陸と西インド諸島に領有する植民地を奪取する壮大な「西方計画」を対外政策の柱とした。その実現には古くから当該地域に仲間を送り込み、緊密な同族ネットワークを築いていたセファルディと呼ばれるイベリア半島出身のユダヤ集団の協力が必要だった。

実現した要塞構築計画


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