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今、「病」とどう向き合うか

根本 和雄

健康の意味を見詰め直す 人生を前向きに生きる適応力

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄

 わが国は、急速に超高齢化が進展する昨今、人々は「病」とどう対峙(たいじ)するかは極めて重要な問題ではなかろうか。それは、同時に「健康」とはどのような状況を意味するのかを見詰め直す機会でもあると思う。

 固(もと)より、「健康」という言葉を用いたのは福沢諭吉が明治2(1869)年に『西洋事情外編』でを「健康」と訳して以来のことであるが、それ以前の江戸時代には「養生」という言葉が用いられていたのである。

 例えば、貝原益軒の『養生訓』(正徳3・1713年)には“養生の術は、体を動かし気を巡らすがよい”と述べ、これが「原(・)気」で“万病は一気の留滞から生ずる”(後藤艮山(ごんざん))とされた「一気留滞説」で後に一般的に「元気」と使われるようになったという。

問われる主観的健康度


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