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「日中新時代」とは何か

浅野 和生

人権弾圧を強める中国 「正常な軌道」回復とは言えず

平成国際大学教授 浅野 和生

 大阪の20カ国・地域首脳会議(G20サミット)を前にした6月27日、安倍首相が中国の習近平国家主席と会談し、「日中関係は完全に正常な軌道に戻った」「次の高みに引き上げていきたい」と述べると、習主席は「中日関係は、新しい歴史的なスタートラインに立っている」と応じた。日本政府は、来年の桜の咲くころに、習主席を国賓として迎えるという。

 その1週間前の21日、ポンペオ米国務長官が世界の宗教的自由に関する報告書を公表した。アメリカでは、「国際宗教的自由法(IRFA)」に基づいて、超党派の政府諮問機関である「国際宗教的自由委員会」(USCIRF)が大統領、国務長官および議会に年次報告書を提出する。その2019年版は、中国の宗教政策を厳しく批判するものとなった。

全宗教に「忠誠」を要求


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