«
»

原子力推進艦艇装備の勧め

杉山 蕃

攻撃型原潜増強する中国 通常型潜水艦では対応困難

元統幕議長 杉山 蕃

 先日、陸上自衛隊が装備する対艦ミサイル(12式地対艦誘導弾)の射程延伸が計画されている旨報道された(産経)。本件は、数度にわたって筆者が主張してきたところであり、誠に結構なことと考えている。

 空母を筆頭とする中国海軍の急激な膨張、尖閣への執拗(しつよう)な挑発行動、我が国全周にわたる洋上行動等、海洋支配の意図は顕著であり、対艦ミサイルの充実は対応策として不可欠の施策と考えているからである。

 今回はもう一つの懸案である原子力潜水艦への対応について考えてみたい。中国の潜水艦建造は急ピッチで、近い将来、周辺のみならず、西太平洋を「不安定な海」にする恐れ大であり、しかるべき対応が必要とされる。潜水艦を論ずる際、基本的知識について、確認しておきたい。それは原子力潜水艦と通常型潜水艦の顕著な差異である。

もはや違う種類の兵器


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。