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メンタルヘルス対策の処方箋

根本 和雄

「苦悩」と対峙し意味問う フランクルに学ぶ「態度価値」

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄

 昨今の社会状況は、経済至上主義に翻弄(ほんろう)され物質的な繁栄が重要視される中で、しかもメカ化社会の急速な進展に伴いテクノストレスが蔓延(まんえん)する昨今、いつしか感情が鈍麻になり、知らず知らずに心が歪(ゆが)み、次第に心が病み続けて、その現れが、いわゆる“心の風邪”と称せられる「うつ病」の大衆化現象ではなかろうか。

 さらに、深刻なのが自殺者の実態である。

青少年の死因1位自殺

 2017年には、その数は、2万1321人で、1日に約58人もの尊い命が失われていることは実に憂慮に堪え難い。中でもわが国では、15~34歳(いわゆるAYA世代)の死因の1位が自殺であり、国際比較でも主要先進国の死因の1位が「事故」であるのに対して、日本だけは「自殺」が1位を占めていることに危機感を抱かずにはいられない。


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