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米中デジタル覇権争いの行方

新田 容子

目的違い激化望まぬ両国 専門用語集作成や情報共有を

仏CNAMセキュリティ防衛リサーチセンター上席フェロー 新田 容子

 米中関係は今後、貿易の分野、強制的な技術移転およびサイバー攻撃を手段とした技術窃盗の分野などで協調あるいは対立の方向に突き進んで行くのか。5G(第5世代移動通信システム)への参入をめぐり各国がしのぎを削る中、デジタル覇権の争いはどこに落とし所を見つけるのか。ファイブアイズ(機密情報共有ネットワーク)間でさえ、中国の大手通信企業ファーウェイを政府調達から排除するか否か、中国との経済関係悪化を懸念する英国の情報当局が足並みを揃(そろ)えず、コンセンサスが取れない。単に国内総生産(GDP)世界第2位と台頭した中国と、世界の軍事大国であり国際秩序の旗振り役を担ってきた米国との競合だけの問題ではない。


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