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低下するロシア軍の人的能力

乾 一宇

徴兵人口・達成率が減少 費用かかる志願兵増加も困難

ロシア研究家 乾 一宇

 国際社会で、最近のロシアは、力による行動で、意図を達成しようとしていると見られている。その有力な手段であるロシア軍、その構成要素の人的能力を検討してみたい。

欧亜にまたがるロシアは、陸軍大国であった。しかも、欧米に対し経済力・技術力に劣るロシアは、ソ連時代を含め軍事行動において量を重視していた。「マスの戦法」は、これを象徴する言葉である。

 量を示す兵力数は、安価な徴兵に依拠していた。また、徴兵により予備役を獲得でき、戦時、国土が広大なロシアが必要とする大兵力を動員できる利点もあった。

旧ソ連時代、兵役期間は、通常3年、海上勤務者4年、1967年の革命50周年に当たり、1年短縮してそれぞれ2年、3年とした。


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