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今必要な「ポジティブ心理学」

根本 和雄

充実した人生を求めて 心構えを変えて生活を変革

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄

 1998年の夏にサンフランシスコで開催されたアメリカ心理学会(APA)で、会長のマーティン・セリグマン教授(ペンシルベニア大学)が講演を行い、二つのことを提起している。すなわち、これまでの心理学の発展は著しいが―特に臨床心理学の領域では―精神的な障害や人間の弱さの面に注目が当てられたネガティブな側面に偏りがちであったことへの反省から、これまでの心理学を見直そうとする提案である。

 もう一つは、今後の心理学は、人間の持つ強さの側面すなわち人間としての「精神的な力」(Human strength)を引き出し、それによって社会を支える心理学を目指すことを主張し、このような心理学を「ポジティブ心理学」(positive psychology)であると述べている(『ポジティブ心理学の挑戦』)。


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