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続く医学界の日猶師弟交流

佐藤 唯行

秦、志賀、野口らを教導 世界水準の偉業、今後も期待

獨協大学教授 佐藤 唯行

 明治日本を代表する医学者の中にはユダヤの恩師に育てられたことで世界水準の偉業を成し遂げた者が少なくない。梅毒の特効薬サルバルサンの開発に成功したパウル・エールリッヒと秦(はた)佐八郎(さはちろう)の師弟コンビはその筆頭だ。エールリッヒにはもう一人の日本人弟子がいた。赤痢菌発見で名高い志賀潔だ。この師弟コンビは感染症治療のための化学療法剤を世界で初めて共同開発したのだ。3組目は野口英世と恩師サイモン・フレクスナーの師弟だ。野口が「世界三大細菌学者」の一人と称(たた)えられるまでに出世できたのも、ひとえにフレクスナーのおかげだったからである。


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