ワシントン・タイムズ・ジャパン

オーストラリア「エルサレムに大使館」検討

佐藤 唯行

ユダヤ票獲得狙う与党 総選挙に向け資金源確保も

獨協大学教授 佐藤 唯行

 オーストラリアのモリソン首相は10月16日、エルサレムをイスラエルの首都として公式に認め、商都テルアビブに設置されている豪州大使館のエルサレム移転を目下検討中であると記者会見の場で発表した。実現すれば今年5月に移転を断行したトランプ米政権に追随する動きとなる。

 エルサレムはユダヤ教、イスラム教、キリスト教、三つの宗教にとり共通の聖地である。それ故、国際社会はエルサレムの帰属問題についてはイスラエル・パレスチナ間の和平交渉で解決することを基本原則としてきた。また「エルサレムを自国の首都である」と明言するイスラエル側の主張を退けてきた。その結果、若干の対米従属の小国を除けば、大半の国々は大使館をテルアビブに設置しているのだ。


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