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玉城新沖縄県知事への不安

宮城 能彦

政策未熟で具体性なし 「弔い合戦」と好景気で当選

沖縄大学教授 宮城 能彦

 ご存じの通り、9月30日に投開票された沖縄県知事選では、前自由党衆院議員の玉城デニー氏が、自公が全面支援した前宜野湾市長の佐喜真淳氏らを破って初当選を果たした。玉城氏の39万6632票に対し、佐喜真氏は31万6458票という大差であった。

 選挙結果の分析はさまざまなところで行われているが、その最大の要因はやはり「弔い合戦」になったことであろう。選挙戦の後半は、玉城氏が翁長氏の後継者であることを強調する場面が目立った。

 平成10年の県知事選において、大田昌秀氏を破って当選した稲嶺恵一氏が掲げたキャッチフレーズは「県政不況」である。政府に反対ばかりの大田県政が不況を招き、失業率も高いままだという主張だが、それは当時の多くの県民が感じていたことであった。


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