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物価目標より景気持続が大切

鈴木 淑夫

金融正常化に即刻着手を 発すべき「デフレ収束宣言」

鈴木政経フォーラム代表 経済学博士 鈴木 淑夫

 米国の連邦準備制度理事会(FRB)は、9月26日、政策金利であるフェデラル・ファンド(FF)レートの誘導目標を0・25%引き上げ、2・00~2・25%とした。ゼロ金利から数えて8回目の利上げである。今後は年内にさらに1回(2018年中合計4回)、19年中に3回、20年中にも1回の利上げが見込まれている。この通りなら、最終の20年の利上げで3・25~3・50%に達する。

 26日の声明文では、前回まで記載していた「金融政策のスタンスは引き続き緩和的だ」とする文言が消えた。FRBは今回の2・00%から19年3回目の3・00%あたりを長期的に見て景気に中立的な金利水準と見ているようだ。従って、20年にも再利上げすれば、景気の基調が強過ぎて引き締めに入ることを意味する。


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