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暮らしの中のメンタルヘルス

根本 和雄

「心の免疫力」高めよう 感情調整力生かし回復力養う

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄

 「メカ化社会」の昨今、これまでとは異なる〈テクノ・ストレス〉(新型ストレス)によって人々の心は萎(な)えて、傷つきやすく(バルネラブル)になり、脆弱(ぜいじゃく)化が加速しつつあるのではなかろうか。そこで今、求められるのは「感情調整力」を生かしつつ「精神的回復力」(レジリエンス)を養い、復元力によって「心の免疫力」を高める処方箋ではないかと思うのである。

 その処方箋の主なものを考えてみたいと思う。

 ・人間に備わっている「自然治癒力」を生かす。

 パスカルの語る如(ごと)くに“人間は恰(あたか)も、一本の葦(あし)の如き弱く折れやすいもの”(『パンセ』)でありつつも、時には、強(したた)かに図太く折れにくい強靭(きょうじん)さ(ロバストネス)を兼ね備えているということ。それこそが、復元力として「心の免疫力」を養う源ではなかろうか。


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