ワシントン・タイムズ・ジャパン

最終段階迎えたシリア内戦

渥美 堅持

「アラブの春」とは別物 部族の生き残り懸けた戦い

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持

 約7年以上にわたるシリア内戦が、一時的と判断されても不思議ではない停戦を迎えた。今年6月に入りシリア政府軍は、シリア南部一帯に分散的拡散状態にあったいわゆる反政府勢力に対する軍事的制圧を拡大強化した結果、南部一帯、南西部一帯からの反政府勢力の一掃に成功した。結果は全滅ではなく、反政府勢力との間に撤退協議が行われ、その結果のことであった。反政府勢力と漠然とした名称で呼ばれる集団は、シリア政府軍とは交渉せず、ロシア軍との交渉に応じ、その結果、シリア北西部イドリブ県への移駐が合意されたという。その結果をシリア政府が受け入れ、ここにシリア内戦は停戦状況を迎えることとなった。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。