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人生の豊かさと生きがい求め

根本 和雄3

感謝する人ほど幸せに ポジティブ心理学の視点から

メンタルヘルスカウンセラー 根本 和雄

 「ストレス社会」の昨今、人々の心は萎(な)えて枯渇し、知らず知らずに心が迷走〈マインドワンダリング〉し、いつしか〈ネガティブ・マインド〉に陥って、「今・此処(ここ)」に集中できない〈マインドレス〉な状態になっているのではなかろうか。

 そこで、「今・此処」に集中する生き方を見詰め直し、ポジティブ心理学の視点から「人生の豊かさと生きがい」について考えてみたいと思う。

 今、人生の豊かさとは何かと問われて、まず思い出すのは、“故旧の交わりに遇(あ)いては、意気いよいよ新たなるを要す。隠微の事に処しては、心迹(しんせき)宜(よろ)しくいよいよ顕(あき)らかなるべし。衰朽(すいきゅう)の人を待つには、恩礼当(まさ)にいよいよ隆(さか)んなるべし”(「菜根譚(たん)」前集162)という言葉である。


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