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日中佐官級交流の再開を祝す

茅原 郁生4

相互理解と信頼醸成へ 将来担う軍事プロ同士が対話

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生

 中国人民解放軍佐官級訪日交流事業の一環として4月17日の歓迎レセプションに招待され、久々に懐かしい旧知の方々との交流ができた。同時にこのところ北朝鮮問題の話題に隠れがちな日中交流の重要性を改めて考えさせられる機会ともなった。

 そもそも「佐官級交流」事業は、「日中防衛関係者の信頼醸成に資するため、自衛隊と人民解放軍の中堅幹部に交流と対話の場を提供し、相互理解を促進する」との目的で2001年から着手された事業である。21世紀を迎える頃、日中関係が各方面で人的交流を活発化する中で、防衛正面の交流は国家主権に関わる分野で政治問題に関わりやすく、進展が遅れていたが、その実情を憂慮された笹川平和財団笹川陽平会長(当時)の発案で始まった事業である。


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