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シリア内戦いまだ終わらず

渥美 堅持

補給能力持つ反政府勢力 伝統的な物流システムを維持

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持

 今やその複雑性ゆえに世界の関心を買っているシリア内戦は開始から7年目を迎えた。犠牲者約35万人以上、難民として国外に脱した者約500万人、内戦前の人口は約1800万人余り。そして現在の人口は約1300万人以下となり、いまだ戦乱の中にある。国内数カ所に戦場を抱え世界が注目した「イスラム国」(IS)の影は消え去りつつあるが、彼らの吐く息は消えていない。その匂いを変えたにすぎない。7年前に何が起きて今日のようなシリアになったのか、いまだ確かなことは判明していない。それゆえ問題解決への解答が見つからず、アサド政権に反対する者の数を減らすのが唯一の解決策であるとする印象を与えている。


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