«
»

カメラも返してもらえない、日本が影響力を持てるか ミャンマー

yamada

 ミャンマーのクーデターは、国軍が「この国は軍が柱」という、1962年のネウイン将軍のクーデター以来の強い信念で断行したのだろう。一方、民衆は熱い思いで、全土で10万人以上もの抗議デモを続ける。「強い信念」側は中国の「内政不干渉的支援」を確信し、「熱い思い」側は米欧日などの支援を頼る。日本の対応について、本紙で池永達夫氏が「非難と関与の2本立て」が必要と書いている。全くその通りだろう。ただ、日本がしっかり非難できるか、影響力を持てるのか、懸念を拭えない。これまでの日本外交はここでも強権政治に対して甘かったと思うからだ。

 私がバンコク駐在記者となった1970年代末、隣のビルマ(現ミャンマー)情勢に関する本は、日本では元大使の著書が1冊ある程度だった。元大使はネウイン大統領(後に党議長)を、清廉・高潔な指導者と賞賛(しょうさん)していた。


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
無料で毎月10本までご覧になれます。
新規会員登録へ

コメント

コメントの書き込み・表示するにはログインが必要です(承認制)。